京濱伏見稲荷神社は、1951年(昭和26年)に創建された神奈川県川崎市中原区にある稲荷神社の一社。
SNS映えするフォトジェニックな神社なので、よくメディアにも取り上げられています。
(拝観時間は6:00~17:00)
東急東横線の新丸子駅と武蔵小杉駅の間にあり、どちらからも歩いて数分の距離です。
10台ほど停められる専用駐車場があり、ご祈祷を受ける場合のみ車を停めることができます。
高さ14mの大鳥居は石段のため、ベビーカーではスロープになっている南参拝口の南鳥居から入ります。
境内案内図はこちらにありました。
南鳥居から大鳥居の間には、摂末社があります。
まず、右手には文殊稲荷(三神知恵稲荷)。
アイデア創造・家庭円満・友達円満を守護してくれます。
左手には白山社。
全国各地に存在する神社ですが、石川県白山市の摂末社だそうです。
その奥に富士浅間神社。
富士山の溶岩を利用して富士山を模し、富士浅間神社として祀られています。
小鳥居越しに本殿を望むポイントが写真映えするスポット。
稲荷神社ならではの朱の鳥居が見事ですね。
まずは手水舎で手と口を清めます。
大きな銅像は、冨澤冠受大人之命(とみざわかんじゅうしのみこと)。
この方が京都伏見稲荷の神示を受け、東京と横浜の間に京濱伏見稲荷神社を創建したそうです。
京濱伏見稲荷神社は、地元では初宮参りや七五三で有名です。
ご祈祷は複数グループではなく、家族ごとに丁寧に行ってくださいます。
恵成殿の左手には、ご祈祷待合室があります。
ご祈祷などでは本殿の中も撮影はできますが、ご神体は撮影禁止です。
なお、本殿は日本最大級の九棟稲荷造りとのこと。
境内案内図やこちらの看板も英訳がありました。
京濱伏見稲荷の主祭神は常磐稲荷大神、配神は宇賀之魂大神(うがのみたまのおおかみ)・大己貴神(おおなむらのかみ)・猿田ひこの神(さるたひこのかみ)・大宮能女神(おおみやめのかみ)・保食之神(うけもちのかみ)の五成大明神(いなりだいみょうじん)だそうです。
(大己貴神=大国主命(おおくにぬしのみこと)、大宮能女神=天宇受売命(あめのうずめのみこと))
京濱伏見稲荷神社で有名なのが、108体の狐の像!
鳥居の奥の招福池や本殿の周りなど、狐が108体(入口の狛狐は除く)も配置されています。
伏見稲荷は衣食住を司る神であり、日本人の食に大切なお米をネズミの食害から守ってきた「おきつねさん」を神様のお使いとして感謝しているとのこと。
大小様々な狐は色も表情もポーズも違っていて見ていて飽きませんね。
とてもとても108体は数えられなかったので、数えた方のブログを参考までに。
普通は入れない裏のエアコン室外機にも2体いるそうです。
社務所の前から見てみると、狐の中にカエルも1匹混ざっていました。
手水舎の奥には、身代わり開運稲荷(武邦稲荷社)・白虎社・祇園玉光稲荷(末広稲荷)。
絵馬やお守りも可愛い京濱伏見稲荷神社。
小鳥居の御朱印帳も素敵です。
京濱伏見稲荷神社の御朱印は、初宮参りや七五三参りなども入れていただけます。
初宮参りでは、絵馬やお守りと一緒にお食い初めで使う道具を授与品としていただきました。
七五三では、破魔矢とお守りと千歳飴。
授与品は1年間飾って京濱伏見稲荷神社にお返ししたり、初詣のお焚き上げや1月15日のどんど焼きに持っていきます。
もちろん、記念品として大切に飾っておいてもいいそうです。
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