日生劇場ファミリーフェスティヴァル2019「アラジンと魔法のヴァイオリン」

コンサート

日生劇場ファミリーフェスティヴァル2019の物語付きクラシックコンサート「アラジンと魔法のヴァイオリン」を観に行ってきました。

こちらは、お芝居を観ながら演奏を聴き、音楽の知識も得られる物語付きクラシックコンサート。
豪華オペラ歌手による歌+オリジナルストーリー+フルオーケストラの生演奏で、子供から大人まで家族で楽しめるコンサートです。

公演情報

●日程
7月20日(土) 11:00/15:00 日生劇場
7月21日(日) 11:00/15:00 日生劇場
7月27日(土) 11:00/15:00 愛知県芸術劇場
8月03日(土) 15:00 福岡シンフォニーホール(アクロス福岡)
8月11日(日) 14:00 サンポートホール高松

●上演時間
約2時間(休憩含む)

●料金(日生劇場 ※他会場は別料金
S席:大人4,000円/小人2,000円
A席:大人3,000円/小人1,500円
(小人料金は3歳以上中学生以下、3歳未満で膝上観劇の際に子供の頭が保護者の肩を越える場合は席を購入)

●推奨年齢
日生劇場:6歳~(0歳から入場可)
愛知県芸術劇場:4歳~(0歳から入場可)
福岡シンフォニーホール:6歳~(3歳以下は入場不可/要予約の無料託児サービスあり)
サンポートホール高松:0歳~

日生劇場

日比谷駅直結の日生劇場は、建築家・村野藤吾氏の設計で1963年9月に竣工した日本生命日比谷ビル内にある劇場です。
昭和の時代を代表する建築物として高い評価を受けており、数々のオペラや演劇、ミュージカル、コンサートなどが上演されています。

日生劇場ファミリーフェスティヴァル2019「アラジンと魔法のヴァイオリン」は1日2回公演。
開場は開演時間の30分前です。

ベビーカーはピロティのクロークで預けます。
赤ちゃんが一緒の場合は抱っこひも必須です。

ロビーイベントとして、ヴァイオイン・ヴィオラ・チェロの楽器体験がありました。
体験できる時間は、10:00~10:20/14:00~14:20。
どの楽器も行列ができていたので、希望の楽器がある場合は早めに並ぶとよさそうです。

開演までの間は中2階ロビーで待ちます。
売店では、ファミリーフェスティヴァル限定のシュークリーム(500円)の販売がありました。

カフェは左右に2ヶ所。
ペットボトルの販売もあります。

ファミリーフェスティヴァルに関連して、子供向けのオーケストラやバレエなどの本も並んでいました。

開場時間になり、客席ロビーへ。
1階席のみ子供用のクッション貸出(身長125cm以下)がありました。

フォトスポットには撮影してくださるスタッフさんが常駐。

客席ロビーでも飲み物やお菓子の販売あり。
レンタルオペラグラスも借りられます。

なお、劇場内は公演中以外も撮影禁止でした。
曲線で構成された幻想的な空間で、ガラスモザイクの壁と約2万枚のアコヤ貝が貼られた天井が印象的です。
座席もゆったりしていて、リラックスしてコンサートを鑑賞できました。

おむつ替え・授乳スペース

日生劇場に授乳室・ベビールームはありませんが、救護室をおむつ替え・授乳スペースとして使うことができました。
スタッフさんに声をかけると案内してもらえ、おむつのゴミも捨てていいそうです。

物語付きクラシックコンサート「アラジンと魔法のヴァイオリン」

おとぎ話の「アラジンとランプの精」。
2人の孫で3代目にあたるアラジン王子とランプの精の前に現れた世界最高峰のヴァイオリンをめぐって物語は進みます。
第1幕60分・休憩20分・第2幕50分と長いのですが、オペラの歌と迫力のオーケストラで時間を忘れて楽しめました。

子供向けにわかりやすいストーリー仕立てで、途中に客席参加のイベントもあり。
ランプの精と一緒に唱える呪文もあるので、ひらがなが読める年齢だったらより楽しく参加できそうです。
子供がぐずったり騒いでしまった場合は退出になりますが、ロビーにもモニターテレビがあるので中の様子がわかるようになっていました。

演奏曲はこちら。
パンフレットの加藤昌則さん(作曲・編曲・構成・カトゥー宮廷楽長役)による曲目解説がとてもわかりやすかったです。

  • オペラ「ウィリアム・テル」序曲より 嵐・牧歌/ロッシーニ
  • オペラ「フィガロの結婚」より もう飛ぶまいぞこの蝶々/モーツァルト
  • おもちゃの兵隊のマーチ/イエッセル
  • 序奏とタランテラ/サラサーテ
  • オペラ「ドン・ジョヴァンニ」より 手に手を取って/モーツァルト
  • タイスの瞑想曲/マスネ
  • 俺たちゃ最高、ペテンシ&サギッシー/加藤昌則
  • 「動物の謝肉祭」より 水族館/サン=サーンス
  • 交響詩「フィンランディア」/シベリウス
  • 夕べの歌/エルガー
  • オペラ「リナルド」より 私を泣かせてください/ヘンデル
  • オペレッタ「メリー・ウィドウ」より 唇は黙して/レハール
  • オペラ「魔笛」より 序曲/モーツァルト
  • ハンガリー舞曲第5番/ブラームス
  • Sing sing sing/ベニー・グッドマン
  • Oh Happy Day/エドウィン・ホーキンス・シンガーズ
  • The rose/ベッド・ミドラー
  • オリーブの首飾り/ポール・モーリア
  • 即興演奏/加藤昌則
  • オペレッタ「天国と地獄」より カンカン/オッフェンバック
  • ヴァイオリンの歌/加藤昌則
  • 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番より シャコンヌ/バッハ
  • ふるえる音楽を風にのせて/加藤昌則

有名な曲が多いので、クラシックの知識がなくても十分に楽しめます。
演奏の前にストーリーの中で曲目をセリフとして話してくれる場面もあったので、パンフレットを追わなくてもよかったのがありがたかったです。

第2幕では、加藤昌則さんによる即興演奏がありました。
客席から音を3つ選んでもらい、その場で作曲してピアノで演奏するという趣向!
私が観た会はドミソの王道3音だったのですが、それをバッハ風にアレンジして見事に演奏されていました。

我が家は2歳と0歳の子供と一緒に行ったのですが、2歳は途中で飽きて離脱、0歳はオーケストラの音色でスヤスヤ…。
各劇場の推奨年齢に4歳/6歳からとあるように、ひらがなで書かれた魔法の呪文が読めるくらいの年齢がおすすめかもしれません。

大人も十分に楽しめる内容だったので、私は久しぶりにオーケストラのコンサートを聴くことができて素敵な時間を過ごせました。
日生劇場の隣にある東京ミッドタウン日比谷には、たくさんの飲食店があるので帰りに寄ることができて大満足!
2階には充実のベビールームもあるので、小さな子供がいる場合はコンサートの前後に利用するといいと思います。

【日比谷】「パティスリー&カフェ デリーモ 東京ミッドタウン日比谷店」で子連れランチ&パンケーキ
東京ミッドタウン日比谷の地下1階、日比谷アーケードにある「パティスリー&カフェ デリーモ 東京ミッドタウン日比谷店」に行ってきました。 数々の名店、名パティシエの元で技術と感性を磨いたショコラパティシエ、江口和明氏の独創的なスイーツや...
【日比谷】東京ミッドタウン日比谷の授乳室・ベビールーム情報
日比谷駅の東京ミッドタウン日比谷の授乳室・ベビールーム情報です。 東京ミッドタウン日比谷のベビールームは2階とMB1階の2ヶ所にあります。 2階のベビールーム 2階のベビールームは、エスカレーター近くにあります。 授乳室...
子連れ遊び場の攻略法
今までに訪れたことのある子連れで行ける遊び場情報をエリア別にまとめました。 評価基準はあくまで私個人の感想ですが、参考になれば嬉しいです。 テーマパーク ★★★★★ 東京ディズニーシー ★★★★★ サンリオピューロランド 動物園 ...

コメント